- マーケティング
UDSSAS(ウドサス)って?
はじめに
Instagram マーケティングの本を読んでいて、UDSSAS(ウドサス) という名前のフレームが出てきたのでご紹介します。
UDSSAS(ウドサス)とは、UGC / Discover / Save / Search / Action / Share のそれぞれの頭文字を取ったもので、Instagram 世代の購買行動プロセスを表しています。
UGC(アテンション)
まず、UGC(User Generated Contents=ユーザー生成コンテンツ)とは、ユーザーよって制作・生成されたコンテンツす。
SNS、ブログ、動画投稿サイト、写真共有サイト、食べログなどのポータルサイトなど、各種ソーシャルメディアに書き込まれたり投稿されたコンテンツや、それらに対する感想、レビューなどのコメントも含まれます。
UDSSAS(ウドサス)のプロセスの中では、最初のアテンションとなる部分です。
例えば、一般ユーザー A さんが商品の写真や感想を SNS で投稿したり、ダイレクトメッセージで友達に感想を伝えたりします。
Discover(発見)
別のユーザー B さんが A さんの投稿を発見し、商品やブランドを認識します。
Save(保存)
B さんは後から見返すため、A さんの投稿を保存します。
Instagram の保存ボタンや、画面のスクリーンショットを保存したり、投稿を誰かにシェアすることでダイレクトメッセージ上に保存することもあります。
Search(検索)
B さんは商品やブランドについて Google 等の検索エンジンのや、Instagram のハッシュタグ検索で調べ、さらなる口コミや詳細情報を探します。
Action(購入)
調べた情報を参考に オンラインショッピングで商品を購入したり、実店舗に出かける等の行動を起こします。
B さんも購入した商品について投稿し、それが新たな UGC となります。
B さんの投稿を見た人が興味を持ち、また「Discover」以降の行動を取ることで、さらに購入や UGC 投稿が増えていきます。
まとめ
UDSSAS(ウドサス)が回り始めると、UGC が勝手にアテンションし、UGC が UGC を呼ぶ好循環を生み出します。
UDSSAS(ウドサス)のサイクルを回すためには、起点となる最初のアテンションを獲得することが鍵になります。
そのためには Instagram のハッシュタグ検索や発見タブのおすすめ等で新規ユーザーに効率的にアテンションし、フォロワー基盤を作っていくこともポイントになります。
名古屋の Web 制作会社で 9 年半働いた後フリーランスに。中小企業のWEBサイト制作実績 100 サイト以上。ディレクション、デザイン、コーディング、WordPress 構築まで手掛けます。主にWeb系の情報をお届けします。