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ユーザー分析のためのフレームワーク3つをご紹介

こんにちは。
今日はマーケティングにおいて非常に重要な役割を持つユーザー分析について書いていきます。

ユーザー分析について

ユーザー分析とは商品を購入するお客様やサービス・ホームページを利用するユーザーについて分析する事です。

商品を購入してくれる人はどんな人でしょうか?
ホームページを訪れるユーザーも店頭で購入してくれるお客様と同じです。
お客様、ユーザーをよく知ることが大切です。

誰に売るのかを決めないで戦略は立てられません。

ユーザー分析を行うために「ペルソナ分析」「カスタマージャーニーマップ」「4C分析」という3つのフレームワークをご紹介します。

ペルソナ分析

「ペルソナ」とは、商品を購入、またはサービスを利用してくれる理想のユーザー像を設定するフレームワークです。

年齢、家族、住まい、仕事などの基本情報から、ライフスタイル、対象商品やサービスに対する意識や行動、情報接触の傾向、生活パターンなどからペルソナを設定します。

なるべく細かく具体的に設定するようにしましょう。
商品やサービスの内容、調査の目的によっては複数のペルソナを設定する必要がある場合もあります。

また分析の途中で実際のユーザーとペルソナがかけ離れている場合はペルソナを見直す必要があります。

ペルソナ分析を行うことにより、ユーザーの課題、生活パターンなどが予測できユーザー像が明確化し、ユーザーに対する理解が深まります。

その結果ターゲティング設定がしやすくなります。

カスタマージャーニーマップ(CJM)

「カスタマージャーニー」とは、ユーザーの行動過程をジャーニー(旅)に見立てたフレームワークです。

オンライン・オフラインに関わらず、ユーザーが商品やサービスを認知し、興味を持ち、最終目標である商品の購入やサービスの利用に至るまでの行動傾向とその時々の感情を推測します。

カスタマージャーニーマップはユーザーの行動を時系列にステップ化し、タッチポイント(接点)別の行動、体験、思考、感情などを分類し表にします。

TVのCMやホームページ閲覧や、SNS上での店舗と人の交わりなど、そのユーザーに影響を与えるインタラクションは、すべてタッチポイントと言えます。

カスタマージャーニーマップはユーザー視点の理解や関係者間の認識整理に非常に役立ちます。

4C分析

「4C分析」とは、顧客目線の4つの要素です。

  • Customer Value (顧客の価値)
  • Cost to the Customer (顧客の負担コスト)
  • Convenience (利便性)
  • Cummunication (顧客とのコミュニケーション)

で分析するフレームワークです。
マーケティングで有名な4P分析は

  • Product (製品)
  • Price (価格)
  • Place (流通)
  • Promotion (販売促進)

の売りて目線での分析ですが、最近はユーザー視点でのマーケティングが重要視されており、4C分析が注目されています。

Customer Value (顧客の価値)

ユーザーが得る価値の事です。
Costに対し与えるValueが大きければ大きいほどユーザーはその商品を選ぶ傾向にあります。

Cost to the Customer (顧客の負担コスト)

ユーザーの負担するコストです。
金銭的なコストだけに限らず時間的コストや手間も含まれます。

Convenience (利便性)

ユーザーの利便性です。
ホームページの使いやすさや決済方法、配送方法等の利便性も含まれます。

Cummunication (顧客とのコミュニケーション)

ユーザーとのコミュニケーションの事です。
ユーザー対して有益な情報を発信しているか。
オンライン・オフラインを問わずファンを増やすあらゆる活動を含みます。